2014年06月26日

吉田喜彦陶展

6/22からギャラリー宇髙ではじまった「吉田喜彦陶展」に伺いました。

初日は吉田先生の在廊日ということもあり、すごい人でした。
夜のお食事会にも呼んで頂き、とても楽しい時を過ごしました。
ありがとうございました。

もう一回作品をゆっくり見たいと思い、翌日も伺いました。
見れば見るほどいい作品だなと思いました。

先生の作品は、10年前に初めてギャラリー宇髙で見た時は
あまり記憶に残っていませんでした。
でも何度か伺ううちに、いいな、ずっと見ていても飽きないな、
土からぽっと自然に生まれてきたような形だなと思うようになりました。
宇髙さんがいつもおっしゃいますが、先生の作品は柔らかいのです。
私はほろっと崩れるお菓子みたいだなと思う時があります。

今回も一回目より二回目、二回目より三回目の方がどんどんよく見えてきます。
好きだと思う作品も、一回目と二回目では違うのです。
それだけ作品に力と奥行きがあるのだと思います。
あと、ながめるだけより、手にとって見る方がそのすごさが分かります。
どれを持っても手に柔らかくおさまるというかすいつく感じ。
先生は作る時に形を見てないそうです。
手が分かるのです。

先生は優しくあたたかいお人柄ですが、
制作に対してはものすごく厳しい方だと思いました。

先生や作品と接していると、「見る」ということがどういうことなのか
少し分かった気がします。
ちゃんと見るってことは作ることとほぼイコールなのかな、と。
見てるようで全然見えてないものや
気づいてないことがいっぱいあるんですよね。10年前の私のように。
きっと今も見えてないものがあるんだろうけど。。。
そのことに気づけただけでもよかったなと思います。

好きな作品をいくつかご紹介させて頂きます。
(画像は宇髙さんにお借りしました)

yoshida23.jpg

志野茶碗


yoshida2.jpg

黄瀬戸茶碗


yoshida7.jpg

白化粧茶碗


以前、吉田先生を取材したテレビで、ある美術館の館長さんが
「先生のうつわはゆったりしたお人柄そのものともいえますが、
そういうことではなくて
茶碗とはなんぞや、ということを追求しているように思えます」
と言っていた言葉が耳に残っています。

posted by chisa at 01:41| 京都 ☁| 日記 | 更新情報をチェックする